スペインサッカー連盟ルビアレス会長が辞任、選手への一方的なキスで批判

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スペインサッカー連盟ルビアレス会長が辞任、キス問題で批判

(CNN) サッカー女子ワールドカップ(W杯)優勝チームの選手に一方的にキスした問題で非難の的になっていたスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長(46)が10日、辞任を表明した。

ルビアレス氏は、「RFEF(スペインサッカー連盟)会長を辞任したことを、本日午後9時半、暫定会長のペドロ・ロチャ氏に告げた」とX(旧ツイッター)に投稿。欧州サッカー連盟の副会長職も辞したことを明らかにした。

その上で、「このまましがみついていても、連盟にとってもスペインのサッカーにとってもプラスにはならない」と説明。「私の娘たち、家族、私を愛してくれる人たちは、過剰な迫害や多くのうその影響で苦しんでいる」とした。

スペインサッカー連盟も、ルビアレス氏が同連盟会長と欧州サッカー連盟副会長の辞表を提出したことを確認した。

同連盟は今後理事会を開き、後任選びの選挙を実施する。

ルビアレス氏は、8月20日のW杯決勝で勝利したスペイン代表チームのジェニファー・エルモソ選手の唇に一方的にキスした問題をめぐり、国内外で非難の的になっていた。ルビアレス氏は「相互の」キスだったと主張したのに対し、エルモソ選手は同意はなかったと訴えている。

国際サッカー連盟(FIFA)は懲戒に関する調査を行う間、ルビアレス氏を90日間の資格停止処分としていた。

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