米アカデミー賞、「バードマン」が作品賞など4部門

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「バードマン」が作品賞を獲得

「バードマン」が作品賞を獲得

(CNN) 第87回アカデミー賞の授賞式が米ハリウッドのドルビー劇場で開かれ、作品賞は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が受賞した。

バードマンはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の作品で、主演はマイケル・キートン。かつてスーパーヒーローを演じた俳優がブロードウェイの演劇を通じて再起を目指す姿を描く。

まるで1カットで撮影されたように見えるカメラワークやジャズドラムのサウンドトラックなど独特の表現で、作品賞のほか監督賞、撮影賞、脚本賞の計4部門を受賞した。撮影賞のエマニュエル・ルベツキは、昨年の「ゼロ・グラビティ」に続く2年連続の受賞となる。

「グランド・ブダペスト・ホテル」は作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞、メーキャップ&ヘアスタイリング賞でバードマンと並ぶ4部門を制した。

前評判の高かった「6才のボクが、大人になるまで。」は、パトリシア・アークエットの助演女優賞1部門のみにとどまった。

主演男優賞は「博士と彼女のセオリー」で物理学者のスティーブン・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメイン、主演女優賞は「アリスのままで」で若年性アルツハイマーの大学教授を演じたジュリアン・ムーアがそれぞれ受賞した。

「セッション」で助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズは、「スパイダーマン」シリーズなどの映画やテレビ番組、CMなどで長年活躍してきた俳優。セッションは録音賞、編集賞の計3部門を受賞した。

長編アニメーション賞は「ベイマックス」が受賞。長編ドキュメンタリー賞を受賞した「Citizenfour」は、米国家安全保障局(NSA)の活動にかかわったエドワード・スノーデン氏による監視活動の実態告発をテーマとしている。

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