W杯招致疑惑 調査責任者のガルシア氏が辞任

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W杯の招致疑惑を巡り調査を行っていた部門の責任者が辞任を表明した

W杯の招致疑惑を巡り調査を行っていた部門の責任者が辞任を表明した

(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会の調査部門責任者で、2018年と22年のサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催地選考を巡る不正疑惑の調査報告書をまとめたマイケル・ガルシア氏が17日、辞任した。

ガルシア氏は9月、調査報告書の要約を公表すべきだと発言。だがFIFAは証言の信頼性を理由にこれを認めなかった。

その後、倫理委裁定部門トップのハンスヨアヒム・エッカート氏が報告書の概要を発表したが、ガルシア氏は「非常に不完全で誤った表現が数多く含まれている」と抗議。FIFA上訴委に異議申し立てを行ったが、上訴委は16日、この申し立てを却下した。

ガルシア氏は声明で「上訴委の決定には同意できない」と述べるとともに、「少なくとも当面は、エッカート談話が18年と22年のW杯の開催地選考に関する最終的な決定となるだろう。独立統治委員会や調査部門、調停パネルがあったところで組織の文化を変えることはできない」と指摘した。

ガルシア氏はまた、「リーダーシップの欠如」も辞任を決断する理由の1つになったと述べた。

W杯の18年大会はロシアで、22年大会はカタールで開催されることが決まっている。

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