サッカー選手のベール着用、正式に許可

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宗教的な理由からベールなどを着用することが認められた

宗教的な理由からベールなどを着用することが認められた

(CNN) サッカーの競技規則を決める国際サッカー評議会(IFAB)は1日、スイスのチューリヒで開催した年次総会で、選手が宗教的な理由でベールなどを着用することを正式に認めると発表した。

ベールの着用は2007年に安全上の理由で禁止された。11年のロンドン五輪予選では、頭部や首を覆っていた女子のイラン代表チームが出場禁止処分を受けた。

FIABは12年、アジアサッカー連盟(AFC)からの要請を受け、ベールを試験的に認める決定を下していた。13年にはカナダのサッカー協会からも選手が頭にターバンを巻いてプレーすることを認めるよう要請が来ていた。

今年のIFABでは一方で、アンダーシャツに関する規制が強化された。

選手が試合中、アンダーシャツに書いたスローガンや宣伝文などを見せることはこれまでも部分的に禁止されていたが、図案も含めて全面禁止となった。新たな規則は、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕前の6月1日に発効する。

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