入国禁止令 司法省が上訴、連邦高裁は即時再開を認めず

連邦高裁は即時の再開を認めず、司法省の訴えは退けられた

2017.02.06 Mon posted at 09:57 JST

ワシントン(CNN) イスラム圏7カ国からの入国などを禁止した米大統領令は当面、施行されないことになった。連邦地裁が命じた一時差し止めに対し、米司法省が効力の即時停止を求めていた上訴が退けられた。

ワシントン州の連邦地裁は3日、同州司法長官らの訴えを認めて大統領令の主要部分の施行を全米で一時的に停止し、禁止対象だった渡航者の入国を認める措置を取っていた。これに対して司法省は5日午前0時すぎ、大統領令の施行をただちに再開するべきだとして、サンフランシスコの連邦高裁に上訴した。

司法省は、大統領令の差し止めが国民に害を及ぼすと主張。裁判所は大統領と違って、どの国のテロ組織が米国への侵入を図っているかなどの「機密情報」を入手するすべがなく、大統領の判断に口出しできる立場にないと訴えた。