スコットランドヤマネコを絶滅から救え 施設で育った数頭、初めて野生に

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ヤマネコたちはスコットランドの地名にちなみ「ハイランド・タイガー」の異名をとる/Saving Wildcats

ヤマネコたちはスコットランドの地名にちなみ「ハイランド・タイガー」の異名をとる/Saving Wildcats

今回放されたのは、スコットランド北部の山間部にあるケアンゴームズ国立公園内の保護区。同地には以前からヤマネコが生息していて、イエネコは少ない。

飼育施設ではこれまで、野生で生きるために必要な本能や狩りの能力を身に付けさせようと尽力してきた。ネコたちはケアンゴームズに近い施設の一般の人が立ち入らない場所で育てられ、人との接触は極力少なくした。

子ネコは生後9カ月までに親ネコから離して広い飼育舎に移し、最終準備期間を経て野生にかえした。保護プロジェクトでは今後3年間で約60頭を放す計画。ヤマネコがケアンゴームズで繁殖し、やがてスコットランド全土で個体数が回復する日を関係者は夢見ている。

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