ティラノサウルスの頭蓋骨、1.8億円から競売に

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競売に出品されたティラノサウルスの頭蓋骨(ずがいこつ)

競売に出品されたティラノサウルスの頭蓋骨(ずがいこつ)

(CNN) ほぼ完全な形で出土した肉食恐竜ティラノサウルスの頭蓋骨(ずがいこつ)の化石がオンラインオークションに出品された。最低落札価格は180万ドル(約1億8000万円)。主催者は富裕層へのアピールを狙う。

ティラノサウルスの化石は高級品を扱うアジアのオンラインオークションハウス「ラクシファイ」が出品した。同社はかつて、故マイケル・ジャクソンさんの邸宅「ネバーランド」を売ろうとして話題になったこともある。

化石は米モンタナ州北東部の農場で、化石の発掘を手掛ける米民間企業が昨年夏に発見した。6550万~7200万年前の白亜紀後期のものと推定され、頭蓋骨は94%が無傷の状態で残っていた。これまでに出品された中でも特に品質が高く、「標本展示や学術研究に最適」と同社は説明する。

同社のオークションサイトではほかにも、全身の45%が残ったティラノサウルスの化石が239万ドル、72%が残ったトリケラトプスの化石が79万ドルで出品されている。

こうした化石の民間取引の実態は不明だが、専門家によれば、世界中で大型取引が実施され、多額が動いているとみられる。民間の展示会は主に米国や欧州、日本で開催されているが、中国や中東でも市場規模が拡大しているという。

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