線路転落の盲目男性、間一髪で事故を回避 米NY

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ニューヨークの地下鉄で危機一髪

ニューヨークの地下鉄で危機一髪

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨークの地下鉄で電車が迫る路線に盲目の男性と介助犬が転落したが、鉄道運営会社職員の機転の利いた指示のおかげで、無事に危機を回避するという出来事があった。

ニューヨークのメトロノース鉄道ハーレム125丁目駅で17日午前9時半ごろ、盲目の男性セシル・ウイリアムズさんと介助犬の黒のラブラドル・レトリバーが地下鉄の線路に誤って転落してしまった。

たまたま近くにいたメトロノース鉄道を運営するメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティー(MTA)の職員は、何とかウイリアムズさんを落ち着かせようとした。電車が駅に近付いていたため、ウイリアムズさんに対して、ホームに上ろうとせず、線路の間でじっとしているよう指示した。

駅に入ってきた電車の車掌は、線路に横たわるウイリアムズさんに気付き、慌ててブレーキを踏んだが、電車が停止したのは1両目がウイリアムズさんと犬の上を通過した後だった。

消防隊が現場に駆け付けると、ウイリアムズさんは電車の2両目の下にいたが、下敷きになってはいなかった。消防隊はすぐに線路に飛び降り、ウイリアムズさんを救出した。

ウイリアムズさんはもうろうとしており、自分の名前を告げ、介助犬の安否を尋ねるのがやっとだったという。幸い、介助犬も無傷だった。

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