ロシア、ガソリン輸出を3月から半年禁止 需要増と「製油所の修理」に対応

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ロシア西部ニジニノブゴロドにある石油大手ルクオイルの製油所/Andrey Rudakov/Bloomberg/Getty Images

ロシア西部ニジニノブゴロドにある石油大手ルクオイルの製油所/Andrey Rudakov/Bloomberg/Getty Images

(CNN) ロシアは来月1日から半年間、ガソリンの輸出を禁止する。同国のメディアが27日報じた。製油所で修理が行われる間、精製量の減少と増大する需要のバランスを取るためとしている。

ウクライナはこれまでにロシア国内の一部の製油所を攻撃している。

ロシア国営タス通信は「輸出禁止の決定は、夏の休暇と農作業の繁忙期、また予定されていた製油所の修理期間の需要増に対応するためのもの」と報じた。

国営RIAノーボスチ通信によると、西部ニジニノブゴロド、南部のトゥアプセやイルスキーなどにあるいくつかの製油所で、一連の「事故」後に修理が行われているという。

修理は「事故」に伴うものと国営メディアは報じているが、ウクライナとの国境に比較的近いトゥアプセやイルスキーの製油所にウクライナのドローン(無人機)攻撃があったと報じられている。

RIAノーボスチ通信によると、国内で4番目に精製量が多いニジニノブゴロドの製油所は1カ月の間に2度起きた火災で損壊したという。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]