ハマス上級幹部、ベイルート郊外の攻撃で死亡 イスラエルが暗殺か

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ハマス上級幹部、ベイルート郊外の攻撃で死亡

(CNN) パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは2日、レバノンの首都ベイルート南部で上級幹部らが攻撃されて死亡したと発表した。この攻撃で、同地域の衝突がエスカレートする懸念が高まっている。

ハマスのメディア部門、アルアクサTVによると、死亡したのはハマス政治部門ナンバー2のサレハ・アルーリ氏。「シオニスト(ユダヤ人民族主義者)の卑劣な空爆で殉教者となった」としている。

アルーリ氏はハマスの軍事部門「カッサム旅団」創設者の1人とされ、ベイルートを拠点としていた。ハマスによると、今回の攻撃でほかにも軍事部門の幹部2人が殺害された。

レバノン国営通信NNAは、ベイルート郊外にあるハマスのオフィスが攻撃され、少なくとも4人が死亡したと伝えた。同地には、イランを後ろ盾とするイスラム組織ヒズボラの拠点もある。

イスラエル国防軍(IDF)はハマスの発表についてコメントを避けている。報道官は2日、記者からの質問に対して「我々はハマスに対する戦闘に集中している」とコメントした。

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