イラン外相、イスラエルと「新たな戦端開く可能性」に言及

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レバノンを訪れたイランのアブドラヒアン外相(左から2人目)/Mohamed Azakir/Reuters

レバノンを訪れたイランのアブドラヒアン外相(左から2人目)/Mohamed Azakir/Reuters

(CNN) イランのアブドラヒアン外相は14日までに、イスラエルによるバレスチナ自治区ガザ地区への「戦争犯罪と人道対策の封鎖」が続くのなら、新たな戦端が開かれる可能性があるとの見方を示した。

イラン政府系のタスニム通信によると、訪問先のレバノン・ベイルートで表明した。同外相は、複数の西側当局者からイスラエルに対する新たな戦線が設けられるのかどうかの質問を受けたと指摘。

ガザやパレスチナへの戦争犯罪と人道対策を損ねる包囲網が続くのなら、抵抗運動を担う他の勢力が決定を下すことはあり得ると述べた。この他の勢力はハマスに加え、レバノンのイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ」、シリアやイラク、イエメンの武装勢力とした。

新たな戦線に関する質問を発した西側当局者の詳細には触れなかった。

アブドラヒアン外相はレバノンでヒズボラ幹部のハッサン・ナスララ氏とも会談。タスニム通信によると、イスラエルとハマスの交戦を受けた新たな事態の進展などを話し合ったとした。

同外相はレバノンのハビブ外相とも協議し、「レバノンの安全保障はイランの安全保障でもある」との考えも伝えたという。

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