2年前に集団拉致された女子生徒、1人を保護 ナイジェリア

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拉致事件はナイジェリア北東部のボルノ州チボックで発生

拉致事件はナイジェリア北東部のボルノ州チボックで発生

女性は自分の名を名乗り、チボックで拉致された生徒の1人だと説明して助けを求めた。3人とも健康状態は良くない様子だったという。男性はヌケキさんの夫で乳児の父親だと説明し、自分もボコ・ハラムに拉致されてサンビサ森に連行され、ヌケキさんと結婚したと語ったという。

自警団に連れられてヌケキさんは自宅に戻り、母のビンタ・アリさんと再会を果たした。

一方、ナイジェリア政府は、政府軍が民間部隊と協力して救出作戦を展開し、ヌケキさんを救出したと説明している。夫を名乗る男についてはボコ・ハラムのテロリストの疑いがあるとして取り調べていることを明らかにした。

ヌケキさんが連れていたのは生後4カ月の女の赤ちゃんだった。

チボック村や学校の関係者も、救出された女性が連れ去られた女子生徒の1人だったことを確認し、親類の男性も、女性が母親と再会したことを確認した。

当局は19日にヌケキさんを男と共にボルノ州の州都マイドゥグリへ行かせ、健康診断などを受けさせる予定だという。

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