高速道路など襲撃、33人死亡 ボコ・ハラムか ナイジェリア

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ナイジェリア北部カノ(CNN) ナイジェリア北東部ボルノ州でイスラム過激派ボコ・ハラムによるとみられる襲撃事件が3件発生し、少なくとも33人が死亡した。国会議員らが15日、明らかにした。

国会議員のモハメド・サンダ氏によれば、ボコ・ハラムとみられる武装勢力が14日、ボルノ州の州都マイドゥグリと隣接するヨベ州の州都ダマトゥルを結ぶ高速道路を封鎖。車で通りがかった20人以上を殺害した。

この後、武装勢力は近くの村を襲い、住宅に火をつけたという。

また、マイドゥグリからチャド湖に近いバガの町にトラックで向かっていた8人がボコ・ハラムによって殺害された。地元の自警団員が明らかにした。殺害されたのはボコ・ハラムの襲撃を逃れてバガから避難していた人々で、ナイジェリア国軍によってバガが奪還されたことを受けて帰郷する途中だった。

また、ニジェールとの国境に近いダマサクの町の住民は、数十人の武装勢力が建物に放火、少なくとも5人を殺害したと証言した。同町は昨年11月にボコ・ハラムが支配し、その後同組織の掃討作戦で協力する隣国チャドの部隊が駐留していた。事件直前にチャドの部隊が撤退する際には、住民に避難を呼び掛けていたという。

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