北朝鮮で拘束の米国人3人、米政府に助け求める

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北朝鮮で拘束の米国人に話を聞く

平壌(CNN) 北朝鮮で拘束された米国人3人が1日、平壌のホテルでCNNの取材に答え、それぞれの置かれた状況を説明して米政府に助けを求めた。

ケネス・ペ(46)、マシュー・トッド・ミラー、ジェフリー・エドワード・フォウル(56)の3氏は北朝鮮のホテルでCNN記者と面会し、それぞれ5分間以内の取材が認められた。

ただし、インタビューはすべて北朝鮮当局者の監視下で行われ、内容は録画された。3人がどんな状況で拘束されているのかを独自に取材することはできなかった。

北朝鮮で拘束された米国人を巡っては、クリントン元大統領が2009年に訪朝してジャーナリスト2人を帰国させた前例があり、現在拘束されている3氏も米政府に対して特使の派遣を期待すると訴えている。

ペ氏は北朝鮮政府の転覆をはかったとして禁錮15年を言い渡された。現在は労働教化所で1日8時間、週に6日間働いていると話し、「今は友人や家族に私のため祈り続けてほしいとしか言えない」と心境を吐露。「重労働」の中でも「可能な限り人道的」な扱いを受けていると語った。

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