韓国大統領、海洋警察の解体を表明

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旅客船沈没での対応不手際で海洋警察の解体が決まった

旅客船沈没での対応不手際で海洋警察の解体が決まった

(CNN) 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は19日、旅客船セウォル号の沈没事故への対応を巡って改めて謝罪し、事故への対応で批判の的となっている海洋警察を解体すると発表した。

朴大統領は「国民の命と安全に責任を負う大統領として、国民の苦痛に対し謝罪する」「不手際の最終的な責任は私にある」と語った。

大統領はまた、海洋警察が「救助作戦を実行する責務を果たせなかった」と非難し、熟考の末に解体の決断を下したと表明。これまで海洋警察が担当してきた捜査、情報収集の業務は警察へ、救助、海上保安業務は新たに設ける国家安全対策機関へ、それぞれ移管すると述べた。

先月16日に起きた沈没事故では、これまでに学校行事で乗船していた高校生ら286人の死亡が確認され、18人が依然として行方不明となっている。

事故原因を巡っては、船の安全基準や事故後の救助活動に問題があったとの指摘が相次いでいる。検察は先週、船長ら4人を殺人罪で起訴した。

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