米仏大統領が会談、相互の「信頼」を強調

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米国を公式訪問しているオランド仏大統領(中央)

米国を公式訪問しているオランド仏大統領(中央)

ワシントン(CNN) フランスのオランド大統領は訪米2日目の11日、オバマ米大統領と会談した。会談後の記者会見では両国間の信頼関係を強調する発言が相次いだ。

約1時間に及んだ会見で、オバマ大統領は両国が「肩を並べて重要課題に取り組んでいる」と強調。オランド大統領も「かつてないほどに互いを信頼している」と述べた。

オバマ大統領はまた、オランド大統領の招待を受けて今年6月にフランスを訪れ、第2次世界大戦中の連合軍によるノルマンディー上陸作戦から70周年の記念式典に出席する意向を示した。

オランド大統領は、米国家安全保障局(NSA)による外国での情報活動が発覚したことで悪化した米仏関係について、「相互の信頼は回復した」と宣言した。

両首脳は、シリア内戦やイランの核問題など両国の立場が必ずしも一致しない分野についても、互いに協力する姿勢を改めて示した。

オランド大統領は女優との密会報道が流れた後、事実婚パートナーのバレリー・トリルベレールさんと離別し、単身で訪米している。会見では大統領の私生活に関する質問は出なかった。

オバマ大統領は会見終了後の同日夜、2期目就任後初となる公式夕食会にオランド大統領を招いた。

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