10万人が反政府デモ、大統領の退陣求める ウクライナ

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ブルドーザーも登場、ウクライナの反政府デモ

キエフ(CNN) ウクライナの首都キエフで1日、少なくとも10万人が参加する反政府デモが行われ、ヤヌコビッチ大統領の退陣や総選挙を要求した。

独立広場に集まった参加者の1人は「現政権が権力の座から降りるまで広場を離れない」と語った。

デモ参加者と治安部隊との間で衝突が起き、警察によれば、少なくとも警官15人が病院で手当てを受けた。デモ隊はブルドーザーを使ってバリケードを突破しようとしたほか、一部が火をつけた物を治安部隊へ投げつけたという。

キエフ市当局によれば、デモ参加者の53人が治療を受けたという。

反政府デモは、ヤヌコビッチ大統領が欧州連合(EU)との政治的・経済的な関係強化に向けた協定の締結を見送ったことで始まった。

ヤヌコビッチ大統領は厳しい立場に立たされている。隣国ロシアからはEUに加盟しないよう経済的圧力が強まる一方で、EUからは政敵であるチモシェンコ前首相を釈放するよう求められている。

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