湾岸協力会議、統合司令部を新設へ

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(CNN) アラブ6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)が、加盟国の各軍をまとめる統合司令部を新たに設置することになった。バーレーンのハリド外相が24日、GCC首脳会議の閉幕に合わせて発表した。

首脳会議は湾岸アラブ諸国とイランの間で緊張が高まるなか、バーレーンの首都マナマで開催された。司令部は、GCCの合同軍「半島の盾(ペニンシュ. ラ・シールド)」や加盟各国の空軍、海軍などのまとめ役を果たす見通しだ。

ハリド外相によると、各国がそれぞれ3人の代表者を出して作業部会をつくり、昨年から指揮系統などを検討してきた。現時点ではまだ準備段階だという。

GCCはバーレーンのほかサウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、オマーン、カタールで構成し、経済や軍事面で連携を進めてきた。国営バーレーン通信によれば、今回の首脳会議では、イランが核を平和利用する権利を認める一方、原子力施設の安全確保が重要とする共同声明を発表した。

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