アフリカ2カ国でマールブルグ病が発生、米CDCが注意喚起

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CDCは、米国でマールブルグ病の確認例はなく、現時点でリスクは低いとしている/Erik S. Lesser/EPA-EFE/Shutterstock

CDCは、米国でマールブルグ病の確認例はなく、現時点でリスクは低いとしている/Erik S. Lesser/EPA-EFE/Shutterstock

マールブルグ病専用のワクチンや治療法は存在しない。CDCは、初期に集中治療を行うことで重症化や死亡を防げる可能性があるとしている。

CDCは3月、赤道ギニアとタンザニアを訪れる旅行者に対し、具合が悪そうな人との接触を避け、渡航後3週間は自分の健康状態を観察するよう促していた。国際空港に張り出した掲示では、気分が悪ければすぐ医師に相談するよう促すとともに、両国を訪れた渡航者にはメールでも注意を呼びかけた。

赤道ギニアでは2月上旬にマールブルグ病の流行が確認された。同月7日、保健社会福祉省は、1月上旬に集団感染による死者が出ていたと発表した。

3月下旬にはタンザニア保健省が、同国北西部で流行が発生したと発表。4月5日までに8例の症例が確認され、うち5人が死亡した。

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