買い物帰りの黒人男性が取り押さえられ死亡、警官3人と救急隊員2人を起訴 米

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亡くなったイライジャ・マクレーンさん/Twitter

亡くなったイライジャ・マクレーンさん/Twitter

(CNN) 米コロラド州で2019年8月、黒人男性イライジャ・マクレーンさん(当時23)が買い物から帰宅途中で警官に呼び止められて首を締め付けられ、鎮静剤を注射されて死亡した事件で、大陪審が事件にかかわった警官3人と救急隊員2人を過失致死などの罪で起訴した。同州のフィル・ワイザー司法長官が1日に発表した。

起訴されたのは、同州オーロラ警察の警官ランディ・ローディマ、ネイサン・ウッドヤード両被告と元警官のジェイソン・ローゼンブラット被告、オーロラ消防局救急医療隊員のジェレミー・クーパー、ピーター・シシュニック両被告。それぞれ過失致死や暴行などの罪に問われている。

今回の大陪審の判断は、検察の当初の判断とは対照的だった。19年、アダムズ郡地区検察のデイブ・ヤング検察官は、警官らがマクレーンさんを死亡させたことを裏付ける証拠も、不当な実力を行使したことを裏付ける証拠も不十分だとして立件を見送った。

しかし昨年6月、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に暴行されて死亡した事件や、黒人女性のブレオナ・テイラーさんが警官に射殺された事件をめぐって「ブラック・ライブズ・マター」運動が広がる中で、マクレーンさんの事件が改めて脚光を浴びた。

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