サンフランシスコ、「反聖域」の大統領令に違憲訴訟 全米初

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ニューヨーク市なども抵抗する姿勢を示している

ニューヨーク市なども抵抗する姿勢を示している

トランプ大統領は選挙戦で不法移民の追放を主張し、サンフランシスコをはじめとする聖域都市の廃止を公約のひとつに掲げていた。大統領令は、聖域都市が不法移民をかくまうことで連邦法に違反し、国民に大きな害を及ぼしてきたと批判している。

サンフランシスコは訴訟の中で、聖域都市の犯罪発生率や貧困率、失業率がほかの都市よりも低いことを示した研究結果を引用。

聖域都市では不法移民も強制送還を恐れることなく警察に協力できる点などを指摘し、「不法滞在の移民を含むだれもが安心して犯罪を通報できれば、サンフランシスコはより安全になる。不法滞在の移民を含むだれもが保健事業を利用できれば、サンフランシスコはより健康になる。不法滞在の移民を含むだれもが学校に通えれば、サンフランシスコは経済的、社会的により強くなる」と訴えた。

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