米シークレットサービス、トランプ氏発言巡り陣営から事情聴取

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ヒラリー・クリントン氏

ヒラリー・クリントン氏

トランプ氏は同日夕、フォックスニュースの取材に対し、自分は単に、銃所持者に対して投票の際は反クリントンで結束するよう呼びかけたにすぎないと弁明。「それ以上の解釈はあり得ない。勘弁してくれ」と話している。

一方、クリントン氏は10日のアイオワ州の集会でこの発言に触れ、「発言は問題だ。大統領候補であれば、あるいは米国の大統領であれば、発言がとてつもない結果を招くこともある」と強調。「我々は昨日もまた、ドナルド・トランプ氏の一線を越えたうかつな発言を目の当たりにした」と批判した。

クリントン陣営は10日、支持者に送ったメールにも今回のトランプ氏の発言を引用し、資金集めに利用している。

トランプ氏の支持派は同日、今回の発言は冗談だった、あるいは民主党やマスコミが騒ぎを大きくしようとしていると主張して、事態を収拾しようと努めた。

これに対してクリントン氏支持派は、暴力は冗談にすべきことではないと反論してトランプ氏を攻撃した。CBSニュースの元キャスターもフェイスブックへの投稿で、トランプ氏は「潜在的に危険な一線を越えた」と主張。「これは政敵に対する直接的な暴力の脅しだ。米国政治の常識に反するだけでなく、法に触れるかどうかという深刻な疑問を生じさせる」との見方を示した。

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