米副大統領が訪日 アジア歴訪で緊張緩和促せるか

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防空識別圏設定をどう見る 日中でインタビュー

香港(CNN) 中国の防空識別圏を巡って北東アジアの緊張が高まるなか、米国のバイデン副大統領が2日夜、日本に到着した。中国、韓国を合わせた3カ国歴訪を予定している。

バイデン副大統領は3日に安倍首相と会談し、防空識別圏問題への対応などを協議。その後中国で習近平(シーチンピン)国家主席、韓国で朴槿恵(パククネ)大統領とそれぞれ会談する。

中国が沖縄県の尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことについて、米国では不測の事態を懸念する声とともに、アジア太平洋地域における米国の影響力への挑戦ととらえる見方が広がっている。

米当局者らはバイデン副大統領の出発に先立ち、副大統領は防空識別圏に関する米国の懸念を改めて表明するとともに、緊張緩和へ向けて関係国間の対話を促すとの見通しを示していた。

米政府は国内の民間航空会社に対し、中国が設置した防空識別圏を通過する際には中国側の求めに応じて飛行計画を提出するよう勧告した。

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