サウスウエスト機が着陸時に前輪損傷、１１人負傷　米ＮＹ

（ＣＮＮ） 米ニューヨーク市のラガーディア空港で２２日、米サウスウエスト航空の旅客機が滑走路に着陸する際に前輪が損傷し、当局によれば、乗客６人と乗員５人が負傷した。

米連邦航空局（ＦＡＡ）によると、事故を起こしたのはテネシー州ナッシュビルから到着したサウスウエスト航空３４５便のボーイング７３７―７００型機。滑走路に着陸した後、午後５時４５分ごろに無事停止した。滑走路上には同機の前輪が残されていた。

同機からは非常用シュートが降ろされ、乗客が脱出。緊急車両が機体を取り囲んだ。

関係者によると、負傷した乗客の生命に別条はないとみられる。

ＦＡＡは当初、着陸前に乗員から着陸装置の問題が報告されていたと説明していた。しかし管制塔との通信記録を調べた結果、事前の問題報告は記録されていないことが分かったとしている。

この事故で、ラガーディア空港は着陸機の受け入れを停止した。事故原因などについて米国家運輸安全委員会（ＮＴＳＢ）が調査に乗り出す見通しだ。