サンディ襲来時も歩哨任務離れず、米東部の墓地の無名戦士碑

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住宅地が砂に埋まる 「サンディ」猛威の爪あと

(CNN) ハリケーン「サンディ」は米国の東部海岸などに甚大な被害をもたらしたが、バージニア州アーリントン国立墓地内にある無名戦士碑では暴風雨が吹き荒れる間も陸軍による歩哨任務が続けられた模様だ。

歩哨任務は1937年から始まり、現在は第3歩兵連隊の兵士が担当している。この任務は兵士にとって最高の名誉との受け止め方があり、ハリケーン「イサベル」が2003年秋に米東部地域に襲来した際も中断されることがなかった。歩哨に就いていた兵士は退避を命じられたが、これに従わず持ち場を離れなかったという。

サンディが米東部に近付いていた10月29日、CNNは歩哨兵士の任務遂行の撮影を陸軍当局に申請したが、断られた。サンディのために墓地が公開禁止となって兵士の制服が迷彩色のものとなり、撮影に適さないとの理由からだった。

陸軍は無名戦士碑を守る歩哨の姿をとらえた複数の写真を提供した。ただ、降雨の中で無名戦士碑を守り続ける歩哨の姿をとらえた写真は9月に撮影されたものだとも伝えられた。

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