ツイッター情報流出、パスワード「123456」が被害最多

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3300万近いアカウントが情報盗難の標的に

3300万近いアカウントが情報盗難の標的に

ニューヨーク(CNNMoney) 先ごろ発生したツイッターの情報流出事件で、被害に遭った3300万近いアカウントのうち最もよく使われていたパスワードは「123456」だったことが分かった。

セキュリティ専門企業のリークトソースが明らかにした。123456をパスワードにしていたユーザーの数は12万人を超えるという。それに続いて多かったのは「123456789」や「qwerty(コンピューターでよく使われるキーボード配列の名前)」、「password」といった推測しやすいパスワードだった。

リークトソースが8日に明らかにしたところでは、アカウント情報を盗み出したのは「テッサ88」と呼ばれるハッカーだ。リークトソースはインターネット上の闇市場でアカウント情報が10ビットコイン(約6000ドル=約64万円)で売りに出されているのを発見したという。

ツイッターはシステムへの不正侵入は起きていないとしており、テッサ88は被害者のコンピューターにインストールした不正なソフトウエアを使ってアカウント情報を盗んだと見られている。この種のソフトウエアはログインする際に送信されたユーザーネームとパスワードを記録し、ハッカーの元に情報を送る。

最近、有名人や企業のツイッターアカウントがハッキングされる事件が相次いでいたが、これもテッサ88によってアカウント情報が盗まれた可能性がある。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)やツイッターのエバン・ウィリアムズ共同創業者のアカウントも先ごろ、ハッキングの被害に遭っている。

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