中国粥か日本茶か――アジア各地の二日酔い対策

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(CNN) 二日酔いの気分の悪さは万国共通だが、それぞれの国や地域に独特の特効薬がある。新年会のシーズンに合わせ、アジア各地に伝わる二日酔い対策を紹介する。

中国の粥

中国では二日酔いに限らず、体調が悪い時は粥(かゆ)を食べることが多い。なめらかで胃にやさしく、水分の多さが脱水症状に効く。粥に添える具はアヒルの卵の塩漬けや野菜、肉など、土地によってさまざまだ。

日本の緑茶

日本の特効薬は緑茶だろう。弱った肝臓を「迎え酒」で痛めつける代わりに、抗酸化物質が豊富な緑茶を飲めば効果てきめん。頭痛や吐き気が治まり、しゃんとした気分で出勤できそうだ。梅干を入れて飲むと、電解質のバランスを整える効果も得られるという。ただし緑茶にはカフェインも含まれているので、二日酔いを眠ってやり過ごしたい人には向いていない。

韓国のヘジャンクク

韓国料理のヘジャンククは「酔い覚ましのスープ」という意味。牛肉のスープに野菜や卵、牛の血を固めたソンジなどを加える。見た目は強烈だが、風味豊かな栄養食だ。

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