GKが自陣ゴール前からの一蹴りで得点、超長距離弾で激闘に幕 メキシコ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
モレリアのゴールキーパー、ラミレスは手にしたボールを前方に思い切りキックした/From LigaMXExpansion/Twitter

モレリアのゴールキーパー、ラミレスは手にしたボールを前方に思い切りキックした/From LigaMXExpansion/Twitter

(CNN) メキシコのサッカーリーグ、リーガ・デ・エクスパンシオンの試合でこのほど、ボールをキャッチしたゴールキーパーが放った自陣ゴール前からの一蹴りがそのまま相手ゴールに入って得点となる珍しい一幕があった。ピッチそのものの長さとほぼ等しい距離からの、通常では考えられないゴールに、当該チームの選手やサポーターは興奮を爆発させた。

モレリアとセラヤの間で行われた試合はモレリアが2―1でリードしたままアディショナルタイムに突入。同点に追いつきたいセラヤがコーナーキックを獲得すると、ゴールキーパーのアリソン・レブエルタも前線に上がって得点チャンスをうかがった。

コーナーキックのボールには、そのレブエルタが頭で反応。決まればヒーローだったがヘディングシュートには勢いがなく、モレリアのゴールキーパー、サンティアゴ・ラミレスがこれを正面でキャッチした。

この後ラミレスは、相手ゴールががら空きなのを見て取ると、手にしたボールを前方に思い切りキック。ボールは高く弧を描いてピッチを横切り、相手側のペナルティーエリアで2度バウンドした後、無人のゴールに吸い込まれた。

この並外れたロングシュートが決まると、モレリアのベンチや同クラブのサポーターが陣取るアウェースタンドは大騒ぎになった。試合はそのまま終了し、モレリアが3―1で勝利した。

当該の試合はリーグの後半に行われるトーナメントの準決勝の2試合目。ホームとアウェー2試合の合計スコアで4―2としたモレリアが決勝進出を決めた。

2試合目はレッドカード5枚が乱れ飛ぶ激闘になったが、最後に飛び出した驚異的なゴールはそれを締めくくるのにふさわしいものだった。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「メキシコ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]