猛烈な台風ハイエン、フィリピンで死者3人 深刻な被害

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フィリピンの台風の様子

(CNN) 8日にフィリピン中部に上陸した観測史上最大級の勢力をもつ猛烈な台風30号(ハイエン)の影響で、少なくとも3人が死亡、7人が負傷した。国家災害リスク軽減・管理評議会(NDRRMC)が発表した。

死傷者は今後さらに増えるというのが大方の見方で、今後、深刻な被害状況が徐々に明らかになると見える。

被害が最も大きい地域の多くは、電話も電気もなく完全に孤立しており、専門家らは、それらの地域に救助隊が入り次第、死傷者数は急増すると見ている。

ハイエンは8日午前4時30分にまず、フィリピン東部のサマール島に上陸した。東ビサヤ地方では多くの場所で道路が冠水したり、電気・通信が遮断されたりするなどの被害が出た。

その後ハイエンは西に移動しながら、フィリピンの他の5つの島を襲い、9日未明現在、ベトナムに向かって進んでいる。

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