サムスン、2年ぶりの減益 スマホの競争激化

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香港(CNNMoney) 韓国の電機大手サムスン電子が近く発表する2013年10~12月期の決算は、営業利益が78億ドル(約8100億円)前後と、約2年ぶり の減益となることが分かった。

同社が7日発表した暫定集計によると、10~12月期の営業利益は7~9月期と比べて18%減となり、市場予想の94億ドルを大幅に下回ったとみられる。

売上高も550億ドル前後と、7~9月期をわずかに下回った。最近のウォン高などで、同社の株は過去3カ月で9%近く下落している。

主力のスマートフォン(多機能携帯電話)の市場全体が飽和状態に近づいていることや、中国市場などでライバルの米アップルとの競争が激化していることが背景にあるとみられる。昨年末、アップルは携帯電話サービス大手の中国移動(チャイナモバイル)との提携も発表した。

サムスンは米ラスベガスで今週開催される家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で曲面テレビやタブレット端末の新製品を発表するなど、収益基盤の多様化を進める姿勢を打ち出している。

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