米アマゾン、７万人を臨時雇用へ　年末商戦に向け

ニューヨーク（ＣＮＮＭｏｎｅｙ） 米インターネット通販大手アマゾンは年末商戦に合わせ、今年は全米で７万人の臨時従業員を新たに採用すると発表した。

臨時従業員は全米４０カ所余りの同社物流センターで、一部はフルタイムの勤務に就く。オンラインで注文を受け、棚から商品を出し、包装する作業や商品の保管などを担当するとみられる。

アマゾンは昨年の同時期、５万人の臨時従業員を採用。このうち数千人を年明け以降、正規スタッフとして雇用した。今年の採用者にも同様のチャンスが与えられる見通しだ。同社では今年に入ってこれまでに７０００人以上の臨時従業員が正規スタッフに昇格している。

年末商戦に向けて、すでに玩具大手のトイザラスが昨年とほぼ同規模の４万５０００人、小売り大手ターゲットが昨年を１万８０００人下回る７万人の臨時雇用を発表している。米小売り最大手ウォルマートは、新設店舗などのスタッフとして前年比１０％増の臨時従業員を採用する予定だという。