ホンダ、米国で約60万台リコール パワステに不具合

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ニューヨーク(CNNMoney) 自動車大手ホンダは2日までに、米国で販売した「アコード」約60万台のリコール(回収・無償修理)を発表した。パワーステアリングに不具合があり、発煙や発火の恐れもあるとしている。

リコールの対象は2003~07年型のアコード57万2000台。米道路交通安全局(NHTSA)によると、パワーステアリングのホースが劣化し、内部の液が漏れる可能性がある。これが原因で煙が出たり、さらには発火したりする場合も考えられるという。

ホンダは先週の声明で、この問題による事故や負傷例は報告されていないと説明。発火事例の報告を1件だけ受けていると述べた。

ホンダは今年5月、同様の問題で07~08年型のアキュラTL5万3000台のリコールを発表していた。

各地のディーラーでホースを無料交換する予定だが、対象台数すべての交換用部品が確保できるのは来年初めになる見通し。それまでの間、希望者はディーラーで応急的な修理を受けることができるという。

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