カイロでのガザ戦闘休止・人質交渉、成立まで数日か

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イスラエル軍の空爆によって破壊された難民キャンプ=4月26日、パレスチナ自治区ガザ地区北部/Mahmoud Issa/Anadolu/Getty Images

イスラエル軍の空爆によって破壊された難民キャンプ=4月26日、パレスチナ自治区ガザ地区北部/Mahmoud Issa/Anadolu/Getty Images

(CNN) エジプトの首都カイロで4日、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘休止と人質解放に向けた交渉が再開した。米国とイスラエルの当局者は、交渉成立までに引き続き枠組みの詳細を詰める必要があると話している。

詰めの協議にはあと数日かかる見通し。これまでに実務的な側面で進展はあったものの、イスラエルの関係者2人は交渉成立まで1週間かかる可能性を指摘した。

米当局者も4日に同様の見方を示し、イスラム組織ハマスが合意案をそのまま受け入れたとしても、一部の詳細を詰めるのに数日間は必要だろうと述べた。

この協議が難航し、長引くことも考えられる。過去の交渉が土壇場で決裂した経緯もあり、米当局者らは引き続き「慎重な楽観姿勢」で動向を注視している。

4日にはハマスの代表団がカイロで仲介国との会合に臨む一方、イスラエルの情報機関モサドのバルネア長官は国内にとどまった。イスラエルの情報筋によれば、ハマス側が合意案を受け入れればただちにカイロへ駆け付ける可能性がある。

事情に詳しい人物によると、米国からは仲介役の中心となるバーンズ中央情報局(CIA)長官がカイロ入りしている。

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