イスラエル人入植の合法化、「危険かつ無謀」と米国務省 ヨルダン川西岸

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米国務省のパテル副報道官/Pool

米国務省のパテル副報道官/Pool

(CNN) 米国務省のパテル副報道官は24日、イスラエルの複数の当局者がイスラエル人によるヨルダン川西岸地区への入植の合法化を求めているとの報道に触れ、違法な入植を支持することは「危険かつ無謀」だとの認識を示した。

記者会見に臨んだパテル氏は入植について、平和のためには逆効果だというのが米国の方針だと説明。イスラエル政府の計画は国際法にも合致していないと指摘した。

その上で、米国は今後もイスラエルに対し、西岸地区への入植地設置に資金を拠出しないよう要求し続けると付け加えた。また入植地拡大を求める行動や発表は、地域の平和と安定といった目標の実現を一段と遠ざけるだけだとも警告した。

これとは別に、米国はイスラエルに対し、ガザ地区南部のハンユニスで見つかった大量の埋葬遺体に関する詳細な説明も求めている。パテル氏が明らかにした。

「疑惑に不安を覚える。憂慮すべき事態だ。我々はこの問題を極めて深刻にとらえている」(パテル氏)

「イスラエル」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]