G7外相、ロシア占領下での「偽りの選挙」を非難

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G7外相らが、ロシア占領下にあるウクライナ領での「偽りの選挙」を非難した/Friedemann Vogel/Pool/Getty Images

G7外相らが、ロシア占領下にあるウクライナ領での「偽りの選挙」を非難した/Friedemann Vogel/Pool/Getty Images

(CNN) 主要7カ国(G7)の外相らは12日、ロシアが先週末に実効支配化にあるウクライナの領土で実施した「偽りの選挙」について「はっきりと非難する」と述べた。英政府のウェブサイトで声明が公開された。

外相らは声明で、今回のような偽りの選挙は、ウクライナの独立や主権、領土の一体性、国連憲章に対するさらなる違反だと指摘した。

外相らは、ロシアが選挙を実施したドネツクやヘルソン、ルハンスク、ザポリージャの各州やクリミア半島はウクライナの一部だと指摘。ウクライナの領土に対する違法な主張を決して認めることはないとし、全ての国々に対しても明確に拒否するよう求めた。

外相らは、必要な限りウクライナが求める財政や人道、安全保障、外交での支援を提供し続けると述べた。

ロシアの占領下で、ロシア政府が指名した当局者が「地方選挙」と呼ぶものを実施していた。ウクライナ当局者は、こうした手続きについて、偽りかつプロパガンダと呼んでいた。

ロシア国営メディアによれば、こうした選挙では政権与党「統一ロシア」が圧勝した。

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