北朝鮮の金総書記、建国75年のパレードに娘と出席 中ロ首脳から祝福
韓国・ソウル(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は9日、建国75年を記念する準軍事組織のパレードに出席した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。
KCNAによれば、パレードでは準軍事組織や工業労働者が金日成広場を行進した。
金総書記は娘とパレードに出席したほか、中国の習近平(シーチンピン)国家主席やロシアのプーチン大統領から祝福の書簡を受け取ったという。一緒にいた娘は「金ジュエ」氏とみられている。
KCNAは、劉国中副首相率いる中国の代表団や、ロシアの軍楽団も出席したと報道。首都・平壌に駐在する外交使節も招かれたと伝えた。
KCNAによると、プーチン氏は書簡で、ロシアと北朝鮮の関係は「常に友好と善隣、相互尊重の原則に基づき発展してきた」と述べ、「努力を結集することで、二国間関係をあらゆる点において計画的に発展させていく」と表明した。
習氏も書簡で「(中国は)戦略的なやり取りを強化し、実務レベルでの協力を深化させ、中朝関係を促進する用意がある」と表明したという。