米新聞社銃撃、容疑者の男を訴追 過去に同紙を提訴も

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新聞社を銃撃した男は、過去に同社を名誉棄損で提訴していた

新聞社を銃撃した男は、過去に同社を名誉棄損で提訴していた

ワシントン(CNN) 米メリーランド州アナポリスにある新聞社の社屋で28日、男が銃を乱射し5人が死亡した事件で、現場で拘束された38歳の容疑者の男が同新聞社を名誉毀損(きそん)で訴えていたことが分かった。男は5件の第1級殺人罪で訴追された。

事件は地元紙「キャピタル・ガゼット」の社内で発生。殺害された5人は全員同社の従業員だった。

裁判所の記録によると、社屋で発砲したジャロッド・ラモス容疑者は2012年、自身が過去に起こした事件の報道をめぐって同紙を名誉毀損やプライバシーの侵害で訴えていた。

15年にはラモス容疑者のものと見られるツイッターのアカウントから、当該の記事を書いた記者に対して「ジャーナリストの地獄が待っている」などの文章が投稿されている。現在この記者は、キャピタル・ガゼットには勤務していない。

当局は28日午後にラモス容疑者を尋問したが、この時点では銃撃の動機について確認できていなかった。

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