舞台上で出産しながら実生活で流産、米女優アン・ハサウェイ告白

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米女優アン・ハサウェイが出産する役を演じながらも実生活では流産していたことを告白した/Monica Schipper/Getty Images

米女優アン・ハサウェイが出産する役を演じながらも実生活では流産していたことを告白した/Monica Schipper/Getty Images

(CNN) 米女優アン・ハサウェイ(41)が、2015年の舞台で毎晩出産する役を演じながら、実生活では流産していたことを打ち明けた。

「最初はうまくいかなかった。私は芝居をしていて、舞台の上で毎晩出産しなければならなかった」。今は2人の子どもの母親になったハサウェイは、25日発売のヴァニティ・フェア誌にそう語っている。

流産を経験したのは、オフブロードウェーの一人芝居「グラウンデッド」の6週間の公演のさなかだった。

公演後に舞台裏を訪れた友人たちには本当のことを打ち明けた。「舞台上で何もかもうまくいっているふりをしながら、そのことを隠すのはつらすぎた」

「だから自分にとってうまくいった時、私がかつて反対側にいて、他人のために幸せでいる優雅さをもたなければならなかった経験から、女性たちに知ってもらいたいと思った。『いつも優雅でいなくてもいい。私はあなたを見ているし、私はあなただった』と」。ハサウェイはそう続け、声を詰まらせた。

「何かを強く望みながら、自分が間違ったことをしていないかと悩むのはあまりに辛い」

19年に2番目の子どもの妊娠を発表した際は、インスタグラムに「不妊や妊娠地獄を経験している皆さん、私の妊娠も一直線ではありませんでした。特別な愛を込めて」と書き込んだ。

この投稿についてハサウェイは、「妊娠しようとしながら感じた痛みを思うと、何もかもハッピーな投稿をするのは不誠実に感じた。この話はみんなに比べてずっと陰影があると知っていたから」と回想し、「統計的にはごく普通に思えることについて、恥ずかしいとは感じなかった」と言い添えた。

メイヨークリニックによると、流産は妊娠の約10~20%で起きることが分かっており、実際にはさらに多いと思われる。

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