ロシア反体制派の軍事組織、ベルゴロド州で弾薬破壊と主張

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自由ロシア軍団がベルゴロド州のロシア軍の標的を破壊したと主張する動画の静止画像/Freedom Of Russia Legion/Reuters

自由ロシア軍団がベルゴロド州のロシア軍の標的を破壊したと主張する動画の静止画像/Freedom Of Russia Legion/Reuters

(CNN) 反プーチン政権のロシア人の軍事組織とされる「自由ロシア軍団」は1日、ウクライナと国境を接するロシア南部ベルゴロド州での爆発の様子をとらえた動画2本を公開し、軍事目標を攻撃したと主張した。

CNNは映像の場所が同州内であることを確認した。

自由ロシア軍団は、動画の1本には「敵の弾薬と迫撃砲を正確に砲撃して爆発した様子」が映っていると主張した。

CNNは爆発場所が同州シェべキンスキー地区だと特定したが、攻撃が成功したという主張の裏付けはできていない。

2本目の動画では「運搬中だったグラート多連装ロケットシステム(MLRS)の列が破壊された」などと主張している。

さらには「ロシア義勇軍団(RVC)の兄弟たちと共に、我々はプーチンの軍隊の非武装化を続ける」としている。ロシア政府がウクライナ侵攻の目的の一つとして用いた「非武装化」という言葉を使っている。

動画では明らかな着弾点から煙が上がっているのが見えるが、ロシア軍の兵器が攻撃されたかどうかは不明。

動画の公開に先駆けて自由ロシア軍団は1日、ロシアとの国境近くにいると明らかにし、ロシア義勇軍団は「ロシアの領土で戦っている」と主張した。

一方、ロシア国防省は同日、「ウクライナのテロリスト集団」による3つの攻撃を撃退したと発表した。

ウクライナ政府はこれまでロシア人の戦闘員らはロシアで独立した行動をとっていると述べ、これらの軍事組織とは距離を置いている。

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