ロシア、防空システムでドローン数機を撃墜 モスクワ近郊

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ドローン(無人機)攻撃で損傷した建物=30日、ロシア・モスクワ/Maxim Shemetov/Reuters

ドローン(無人機)攻撃で損傷した建物=30日、ロシア・モスクワ/Maxim Shemetov/Reuters

(CNN) ロシアの連邦捜査当局は30日、首都モスクワに接近中だったドローン(無人機)数機を防空システムが撃墜したと明らかにした。

ロシア連邦捜査委員会は声明で「無人機が落下した結果、モスクワにある複数の建物が軽微な損傷を被った。さらに、モスクワに向かっていた複数の無人機がロシアの防空システムによって撃墜された」と述べた。

連邦捜査委員会は「この犯罪に関与した者の特定が進められている」としている。

ロシア国防省は同日、ドローンによるモスクワへの「テロ攻撃」にウクライナが関与したと主張した。

国防省の声明では、モスクワに向けて発射された無人機8機はすべて破壊されたと説明。「3機は電子戦で制圧されて制御を失い、意図した目標からそれた」「他の5機については、モスクワ地方にあるパーンツィリS地対空ミサイルシステムで撃墜した」としている。

ウクライナ政府はドローン攻撃とされる今回の事案についてコメントしていない。

ロシア国営メディアは先に、ドローン攻撃で建物2棟が損傷したと報道していた。モスクワ市のソビャーニン市長は更新情報で、2人が負傷したものの病院への搬送者はいないと明らかにした。

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