シュノーケリングの観光客、サメに襲われ重傷 カリブ海のリゾート地

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英領タークス・カイコス諸島。黒丸は女性がサメに襲われた現場地域/Mapbox/OpenStreetMap

英領タークス・カイコス諸島。黒丸は女性がサメに襲われた現場地域/Mapbox/OpenStreetMap

(CNN) カリブ海の英領タークス・カイコス諸島のリゾートで、シュノーケリングをしていた米国人観光客の女性(22)がサメに襲われた。現地の警察が明らかにした。

警察によると、現地時間の24日午後3時ごろ、友人と一緒にシュノーケリングを楽しんでいた女性がサメに襲われ、リゾートの従業員が警察に通報して救急車を呼んだ。

従業員は、被害者の女性について「サメに脚を食いちぎられた」と警察に話しているという。

重傷を負った女性は、現場に駆け付けた救急隊によって病院に運ばれた。

タークス・カイコス諸島でウォータースポーツなどのツアーを提供しているビッグ・ブルー・コレクティブ社は25日、同社の船長らの冷静かつ素早い対応のおかげで被害者は海から引き揚げられ、15分以内に救急車で搬送されたと発表した。

女性が襲われた当時、海上は穏やかで水は澄んでいたといい、サメが餌と間違えたことによる不運な出来事だったとしている。

被害に遭った女性と友人は、ビッグ・ブルー・コレクティブとは無関係の船でシュノーケリングに出かけていたという。女性を襲ったのはペレスメジロザメだったと同社は推測している。

米フロリダ大学の国際シャークアタックファイルによると、サメが挑発されずに人を襲うのは極めてまれなケースとされている。

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