ゼレンスキー氏、占領解放地域を視察 南部ヘルソン州

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ヘルソン州を視察中に通りを歩くゼレンスキー氏=23日/Ukrainian Presidential Press Service/Reuters

ヘルソン州を視察中に通りを歩くゼレンスキー氏=23日/Ukrainian Presidential Press Service/Reuters

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、数カ月前にロシアの占領から一部が解放された南部ヘルソン州を視察した。

ゼレンスキー氏は前日にも東部ドネツク州の前線近くを電撃訪問し、病院に収容されている負傷兵を見舞った。

ゼレンスキー氏は「ヘルソン州を視察した。ポサドポクロフスケ村はロシア軍の全面的な攻撃を受け、多くの家屋やインフラが損壊している」「電気や水道が復旧し、外来診療所が再建され、人々が戻りつつある」などとSNS「テレグラム」に投稿した。

また「地元住民に現在抱える問題やニーズを聞いた。我々は全てを復旧し、再建する」とも書き込んだ。

ロシア軍はドニプロ川東岸に退却する前にヘルソン州のエネルギー施設の大半を破壊した。数カ月たった今でもウクライナ、ロシア両軍はドニプロ川を挟んで互いに砲撃を続けており、これにより修復作業が進まず、停電が頻発している。

エネルギー施設の一つを訪問したゼレンスキー氏は「占領から解放された地域の電力供給の復旧と、ロシア軍の砲撃で破壊された設備の修復について検討した」と述べ、エネルギー部門の全面復旧と保護を約束した。

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