パイプライン妨害工作に関連して捜索された船舶を特定か 独誌報道

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海面にみられるパイプラインからのガス漏れ=2022年9月28日、バルト海/Handout/Swedish Coast Guard/Getty Images

海面にみられるパイプラインからのガス漏れ=2022年9月28日、バルト海/Handout/Swedish Coast Guard/Getty Images

(CNN) ドイツ誌シュピーゲルは、昨年9月にバルト海のパイプライン「ノルドストリーム」で発生した爆発に関連してドイツ検察が捜索した船舶を特定したと明らかにした。

シュピーゲル誌によれば、この船舶は「アンドロメダ」で1月に捜索を受けていた。ドイツの連邦検察は先週、匿名の船舶を1月に捜索したと明らかにしていた。

シュピーゲル誌によれば、バルト海の爆発が発生した場所に向かったとされる6人乗りの船舶はアンドロメダだった。

船舶の移動などに関するウェブサイトによれば、アンドロメダはドイツ船籍で全長13メートル、幅4メートル。

アンドロメダを貸し出している会社に連絡を取ったが、コメントは得られなかった。

ドイツ政府の報道官は先ごろ、アンドロメダについて質問された際、検察に尋ねるよう促していた。

パイプラインの爆発に関する捜査はデンマークにも及んでいる。

クリスチャンスー島の地元当局者はCNNの取材に対し、捜査官が来て、係留施設のオンライン予約システムを調査したと明らかにした。

捜査官はまた、昨年の9月16日から18日にかけて島を訪れた船舶の写真について現地のフェイスブックに投稿することを呼び掛けるよう要請したという。

パイプラインに対する妨害工作の実行犯は謎に包まれたままだ。米紙ニューヨーク・タイムズは新たな諜報(ちょうほう)として、「親ウクライナの集団」が関与した可能性があると報じた。ウクライナ側は関与を否定している。

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