ロシア・国連、穀物輸出協定の60日間の延長で合意

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ロシアと国連が、ウクライナからの穀物輸出に関する協定の60日間の延長で合意した/Oleksandr Gimanov/AFP/Getty Images/FILE

ロシアと国連が、ウクライナからの穀物輸出に関する協定の60日間の延長で合意した/Oleksandr Gimanov/AFP/Getty Images/FILE

(CNN) ロシアと国連はスイスでの協議後、ウクライナからの穀物輸出に関する協定について、60日間の延長で合意した。ロシア国営RIAノーボスチ通信が伝えた。

RIAノーボスチ通信によれば、ロシアのベルシニン外務次官は13日、ロシアの代表団が国連側との協議を終えたと語った。ベルシニン氏によれば、ロシア政府は現在の協定の60日間の延長で合意した。現在の協定は今月18日に期限切れを迎えることになっていた。

ベルシニン氏は延長は60日間だけだとし、それ以上の延長については、ロシアの農産物輸出に関する正常化の具体的な進展次第だとの見方を示した。正常化の進展には、銀行の支払いや物流、保険、金融活動の凍結解除などが含まれる。

ロシアとウクライナはいずれも食料の輸出では世界大手。世界的な穀倉地帯のひとつであるウクライナは、ロシアによるウクライナ侵攻の前、生産した穀物の約4分の3を輸出していた。欧州委員会のデータによれば、こうした輸出の約90%はウクライナの黒海に面した港から船で運ばれていた。

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