ウクライナ外相、バフムートの戦況を不法侵入に例える

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ウクライナのクレバ外相は独大衆紙の取材に対し、ロシア軍が全てを盗もうとしていると述べた/Mike Segar/Reuters

ウクライナのクレバ外相は独大衆紙の取材に対し、ロシア軍が全てを盗もうとしていると述べた/Mike Segar/Reuters

(CNN) ウクライナのクレバ外相は12日、ウクライナ軍が東部バフムートで戦闘を継続するとし、ロシア軍の進軍を窃盗犯による不法侵入にたとえて、ロシア軍が全てを盗もうとしていると述べた。

クレバ氏は独大衆紙ビルトの取材に答えた。

クレバ氏はバフムートが持ちこたえられるかどうかを質問されると、自分の家に侵入してきて、自身や家族を殺害し、家のものすべてを盗もうとしている相手について、いつまで抵抗できるかと自問自答することはないと指摘。「家から追い出して、警察に逮捕してもらう以外に考えることはあるか」と語った。

クレバ氏は、バルト海のパイプライン「ノルドストリーム2」の妨害工作の実行者について、ウクライナ政府の関与はないと述べた。

クレバ氏はまた、ドイツで行われた戦争の終結とドイツ政府によるウクライナへの武器供与の停止を求める抗議デモについて、否定的な見方を示した。

クレバ氏は、「戦争反対」や「武器売却反対」というスローガンを「ロシア人にウクライナ人の殺害や拷問、レイプをさせろ」というスローガンに書き換える必要があるとし、自分たちを守るための武器がなければ、そのようなことが起きてしまうと述べた。クレバ氏は、ウクライナ人の一人ひとり、ロシア兵を殺害している塹壕(ざんごう)の兵士でさえもがブランデンブルク門の最も平和的なデモ参加者よりも平和を望んでいると断言できると言い添えた。

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