ロシア軍予備役、シャベル持ちウクライナ拠点を攻撃か 英国防省

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ロシア軍からの攻撃が続く中、戦車に乗るウクライナ軍兵士=2月21日、バフムート近郊/Alex Babenko/Reuters/File

ロシア軍からの攻撃が続く中、戦車に乗るウクライナ軍兵士=2月21日、バフムート近郊/Alex Babenko/Reuters/File

(CNN) 英国防省は5日、ツイッターへの投稿で諜報(ちょうほう)の更新を行い、ロシア軍の予備役兵がウクライナ軍の拠点に対して銃火器とシャベルだけで武装した状態で攻撃を行うよう指示されていると明らかにした。

英国防省はシャベルについて、近接戦のために配備されている、塹壕(ざんごう)を掘るのにつかわれる道具である可能性が高いとしている。

英国防省によれば、このシャベルは1869年に設計された。ロシア軍では標準の装備となっている塹壕用のシャベル「MPL―50」の致死性はロシアでは「特に神格化」されているという。

英国防省は、このシャベルが武器として使われ続けることで戦闘の大部分を特徴づける残忍でローテクな戦闘を浮き彫りにしていると述べた。近接戦が増加していることを示す証拠もあるという。

ロシア軍の予備役のひとりは、攻撃に対する準備が肉体的にも精神的にもできていなかったと述べたという。

英国防省は、近接戦の増加について、ロシア軍が、弾薬が不足しているにもかかわらず、攻撃を行うことに固執した結果の可能性があると述べた。

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