ロシア軍、バフムートで攻勢継続 ウクライナは撃退試みる

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前線で榴弾(りゅうだん)砲の準備をするウクライナ兵=2日、ウクライナ東部バフムート近郊/Oleksandr Ratushniak/Reuters

前線で榴弾(りゅうだん)砲の準備をするウクライナ兵=2日、ウクライナ東部バフムート近郊/Oleksandr Ratushniak/Reuters

(CNN) ウクライナ軍参謀本部は2日夕、最新の戦況を報告し、東部バフムート一帯でロシア軍の攻勢が続いていると明らかにした。ウクライナ軍はバフムート近郊やドネツク州の周辺地域で攻撃の撃退を試みているという。

参謀本部は「ロシア軍がバフムートを攻撃している」と説明。同市郊外だけでなく市内にもロシア軍がいると示唆した以前の報告と同様の見方を示した。

CNNが先に報じた米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)の分析でも、ロシア軍が「バフムート市内を進み、市周辺で地上攻撃を続けている」としている。

参謀本部によると、この24時間、ロシア軍はバフムートの西5キロに位置するチャシフヤールやザポリージャにロケット攻撃を実施した。

また「ミサイル攻撃の脅威は依然としてウクライナ全土で大きい」としたほか、不成功に終わったもののハルキウ州クピャンスク、ドネツク州リマン方面でもロシアが攻勢を試みたと指摘した。

ザポリージャ方面とヘルソン方面では、ロシア軍が引き続き「攻勢に向けた状況作りを試みて」おり、40以上の集落に砲撃を行ったという。

参謀本部によると、ウクライナ側でもこの日、ロシアの人員や軍装備品が配置されている地域に13回の攻撃を実施したほか、ミサイル部隊や砲兵部隊がロシアの弾薬集積所1カ所を攻撃した。

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