G20外相会合、共同声明の採択見送り 意見対立が鮮明に

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主要20カ国・地域(G20)外相会合に出席したインドのジャイシャンカル外相=2日、インド・ニューデリー/Olivier Douliery/AFP/Getty Images

主要20カ国・地域(G20)外相会合に出席したインドのジャイシャンカル外相=2日、インド・ニューデリー/Olivier Douliery/AFP/Getty Images

(CNN) インドのジャイシャンカル外相は2日、同国の首都ニューデリーで開かれた主要20カ国・地域(G20)外相会合について、ロシアとウクライナの紛争をめぐる「意見の相違」のために共同声明の採択で合意できなかったと発表した。

ニューデリーで開催された初のG20主要会合で、メンバー国はテロ対策や国際銀行といったさまざまな問題で合意した。だが、ジャイシャンカル氏によると全ての議題や取るべき行動について共同声明を採択するには至らなかった。

ジャイシャンカル氏は記者会見で「さまざまな問題があり、G20のメンバー国はロシアとウクライナの紛争を懸念していた。問題の大部分について共同声明を作成したが、いくつかの議題についてさまざまな当事国が異なる意見を持っていた」と述べた。

ジャイシャンカル氏はまた、ロシアとウクライナの紛争が新型コロナウイルス感染症で打撃を受けた国々に与える影響は破壊的だと指摘し、主に南半球の新興国や発展途上国を指す「グローバルサウス」はまだ支援を求めていると述べた。

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