ウクライナ、18日間にわたり大規模停電発生せず

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通りを巡回するウクライナ兵。ウクライナは18日間大規模停電が発生せず運営できていると伝えた=2月21日、ウクライナ・バフムート/Alex Babenko/Reuters

通りを巡回するウクライナ兵。ウクライナは18日間大規模停電が発生せず運営できていると伝えた=2月21日、ウクライナ・バフムート/Alex Babenko/Reuters

(CNN) ウクライナの国営電力企業「ウクルエネルゴ」は1日、18日間にわたってウクライナの電力網は電力不足や大規模な停電を起こさずに運営されていると明らかにした。

ウクルエネルゴは声明で、「すでに18日間にわたり、電力系統に電力不足が生じておらず、現在も電力不足の予想はない」と述べた。

ロシアはウクライナのエネルギーインフラを標的にして冬の寒さを兵器化しようとしたが、ウクルエネルゴは、職員によって電力網の補修と維持が可能となったと述べた。

ウクルエネルゴは、検事総長の発表として4カ月半の間にエネルギーインフラに対するミサイルやドローン(無人航空機)による攻撃が255回行われたと明らかにした。このうちの214回がウクルエネルゴの高電圧の送電網に対するものだったという。

電力不足が現在発生していないのは、数カ月で送電網と発電所の機能を復旧させた技術者のプロの仕事のおかげだとたたえた。

一方、前線ではロシア軍からの砲撃により、ドニプロペトロフスクやドネツク、ヘルソンといった州で送電網が損傷し、電力供給が困難な状態にあるという。

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