激戦のバフムート、市内に約4500人の民間人残る

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人道援助センターでテレビを見るウクライナの人々=2月27日、ウクライナ東部バフムート/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

人道援助センターでテレビを見るウクライナの人々=2月27日、ウクライナ東部バフムート/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナ軍とロシア軍による衝突が続くウクライナ東部バフムートで、市内には依然として約4500人の民間人が残っていることがわかった。ウクライナ当局者が明らかにした。ロシア軍は街へ向けて進軍を続けており、市民には避難が呼び掛けられている。

ウクライナ・ドネツク州軍民行政府の報道官は1日、CNNの取材に対し、バフムート市内には子ども48人を含む約4500人の民間人が依然としてとどまっていると述べた。居住場所に立ち入ることができないため避難できずにいるという。

報道官によれば、危険が迫っているため市民には避難を呼び掛けているものの、食料などの備えは十分だという。

報道官は「市内には食料や水、医薬品がある。人々は前もって全ての供給を受けている。それでも、全員避難しなければならない。民間人にとって状況は極めて危険だ」と述べた。

ウクライナ軍参謀本部は1日、ロシア軍がバフムートに向かって前進し続けていることを認めた。

ウクライナ軍によれば、バフムートを保持し、ロシア軍の進軍の一部を撃退しているという。

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